餃子ネコの日記

えっブログ?やってませんけど……

Geronimo!

春に芽吹いた葉が青々と感じられる季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。餃子ネコです。

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なんかさ、感情が薄くなっている気がします。感情が薄くなっているというか、感情の最大値も最小値もちいさくなっているような。近頃はたのしいことや悲しいことに夢中になれません。感情の大きさが特徴的なわたしなのに。きみのことを考えて自分の感情に没頭していたいのに。負けて悔しいことにはもっと向き合いたいのに。

いまは変化に対抗したい気持ちでいっぱいですが、確かにわたしはできることも、もっているものもありません。感性も薄くなって、なにも考えずに過ごして寝て今日を終える、を繰り返すだけになりました。

ただ、最近いちばん長く考えたのはある後輩からもらった手紙です。うれしいのは当然、だけどそれだけじゃありません。わたしは「かっこよくて強くて理想の女性」だろうか、自信がありません。

わたしの自信は砂でできた城です。簡単に崩れます、他方、自信の砂はたしかにここにあります。わたしの努力家なところ、感情が派手なところ、想像力豊かなところ、今までの努力で勝ちとった結果、きみが言ってくれた言葉、きみが向けてくれた関心、なにも失くしていません。それでも、波が高くて、いまは怖くて仕方がない。自信が全部ひっくり返ってしまったら、わたしはどうすればいいんだろう。

また、わたしには「気持ちを切り替える」がよくわかりません。気持ちは切り替わらないし入れ替わるものじゃないと思うよ。わたしは自分の悲しい、悔しい、苦しいに没頭したい。没頭した結果に反省や未来があるんだと信じています。きみには非効率的に見えるかもしれないけど、納得した未来や目標の力は計り知れないよ。わたしがそこに向かう力も。いつだってきみの想像をこえてみせようと思うよ。きみはもうわたしの味方じゃないのかもしれないし、なんとなく応援していてくれるのかもしれない、わからないけどわたしはいつきみにまた会っても誇れる自分でいたい。

そして最近気づいたことがあります。ちょっといい気づきでした。ていうのは、「ピアスばちばちの女性」や「派手髪の女性」は別に強いわけじゃなくて、一番強い女性は「銭湯にいるおばちゃん」なんですよ。意味がわからないかもしれませんが。とにかく、彼女たちは全裸なのに強いよ。なにも喋らなくたって強いのだ。わたしには強く見えるのだ。わたしもそんな強さを身に着けるべく、自分に起きた全部の幸せと全部の不幸の責任をとって、人生を進めようと思います。その先に、「銭湯のおばちゃん」になっていますように、と願って。まあお前には意味わからないと思いますけど(2)

気持ちが薄くなる気がしていまはそれに反抗したいけど、もしかしてある種の成長なのかもしれないとも思います。わたしの長すぎる思春期が終わるのかも。自意識過剰が引き起こすネガティブがもう終わるのかもしれません。

きみに今思うことを話して、意見を聞きたいけどそれはできないから、ここに書きました。

Geronimo!

Geronimo!

……いや、ふつうに人生の時間が短くなっただけなのかもしれない。ちょっと、さっきの一文で今日のブログ終わりにしようと思ったんだけど、考えごとしながら書いてるから、まあこれ日記だからさ。堪忍。

会社員になって、平日の夜はなにもできずに寝ることが多くて、休日どうにか予定をつくって過ごしていた先月です。多分、今は社会人としての人生の送り方が下手だからこうなってるのかも。じゃあ、なんか大丈夫っぽいな。わたしは時間を使いこなせばまた「かっこよくて強い女性」になれるのかもしれない、老後を待たずとも。

とりあえず、だいすきな「おい、ハンサム」の新シーズンを見て寝ようと思います。またあした、わたしのことを考えていてね、おやすみなさい。