こんにちは。餃子猫です。
今日はいい日を過ごしたという実感があって、今日が遠くにならないうちに書かなきゃいけないなと思ったので書きます。そういえばこのブログは日記を名乗っているので。
おはよう。仮眠しようと思ったらそのまま何時間も寝てた。考えようによっては最悪の睡眠をしたとも言えるんだけど、天気が良いせいで寝起きが良かったので最悪とは言えないな。髪を梳かして薄い化粧をして、外に出た私に完璧なタイミングで良すぎる風。良すぎて語彙が飛んだのでこれ以上の言葉では形容できません。
とても暖かな本日、わたしは「FRIENDLY BIG DOG」と書かれたTシャツを着用。この言葉に似あう一日を過ごしてやろうという気概。なんなんだFRIENDLY BIG DOGって……
見ているだけで暑くなるようなレザージャケットを持ってるのは家に戻るまで半袖を選んだ自分を恨みたくなかったから。半袖と長袖を迷う時期を不安に思いながら楽しんでいるってわけです。
お昼ご飯に中華食べたかったんだけど始動が遅くて間に合わなかったのでフラフラ散歩して喫茶店へ。暑いのでアイスコーヒー。冷たいコーヒーがおいしいからAWよりSSが好きだなと思う。友人が隣のテーブルの人にライターを貸したり、わくわく一人暮らしの話をしたりして、読もうと思って開いた本をほとんど読まずに退店。不必要で満足度が高い時間。
この人スケボーしないんだ。信じられますか?不可解でポップな様子。綺麗なお花。
一人暮らしの開始に心をときめかせたままに一人暮らし(予定)の地へ出向くことに。そこは私たちが住む街から少し遠い。ドライブは助手席が最高、流れていく街の景色が、どうでもいい話が、思い出話が、やさしい音楽が楽しすぎてもう目的地に着かなくてもいいと思うから。
とは言え車が走ればだいたい目的地に到着するからね。到着。深い山を越えてひらけた視界の先に根付く集落。私の好きのツボをしっかり押さえた村。じっくり歩いて人に会うたびに挨拶をして吸い込む空気がずっと清らかだった。それがうれしくてさっぱり写真を撮ってなかった。
数少ない写真なのにどうしてピントがあってないんだ。生命力パンジー。こんな自分がお茶目すぎて手に負えないよ。
ここでひと夏を過ごしたい。ここで死にたいと思える場所に出会えたことに幸福を感じすぎてあんまり喋れなかった。元来私はとってもおしゃべりなのに。必ずまたここに連れてきて、七輪で焼き鳥を食らう夏の日を過ごそうね。
綺麗な夕日を見ながら、ぼーっとしながらいつもの風景に帰りました。お腹減った。お昼に諦めた町中華にリベンジをする、強い意志で。
散歩するときに見かけてずっと気になってたのに、勇気がなくて入れなかった桂林さん。Googleの口コミで「ここを知らない人は、かわいそうな位でした。」と書いてあるのを見て、必ず行かなきゃいけないと思いました。入るなり土曜らしいバラエティがテレビで流れてる音が聞こえて、まだ早いから誰もいなくて、ああここは空気まで私が求めてたままだと思った。美味しそうな名前のメニューに胃袋を左右されながら決めたのはエビチャーハン。注文から提供までがマックみたいな速さだった。ピンク色のエビ、ドサッて感じの餃子、琥珀色の中華スープ。あまりにおいしくてまた無言になった。ここを知らない人をかわいそうに思った。学校帰りにまだ明るい時間からここでお酒を飲みたい。ご馳走様でした。
今日過ごした時間をこれからもずっと思い出して宝物にしたい。豊かな今日のおかげで、私は一人でいてもちゃんと幸せの最大値が100なんだってことを思い出した。だれかといないと100になれないような気がして慢性的にさみしく思ってしまってた気がする。さみしさを飼いならす方向が確かになった気がして、新しい場所に出会えて、お腹いっぱいが嬉しくて、今日をここに書きました。
私は一人でも十分に幸せになれる。でもきみが一緒にいてくれたら120になれる、そんな感じできみを恋しく思うことにしようと思うよ。