餃子ネコの日記

えっブログ?やってませんけど……

パラノイア

こんにちは。春、夏夏夏、冬みたいな季節に振り回されながら今日も日本語でお気持ち表明でもします。

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ほんとうに今日はお気持ち表明するだけだからね。ほんとうなんだからね。

 

今日は朝起きた瞬間から冬のにおい。地球が冷えるとわたしの頭も冷えて、考え事ばかりしてしまう。

ここ数年、新たに自分を表すポイントを指摘されたり自覚したりして獲得しました。それは、わたしの想像力がちょっと強すぎること。これがわたしを助けることもあれば困らせることもあります。

 

強い想像力に助けられるのは言葉を綴るとき。ブロッコリーを小さな森だと思うことや風に揺れたカーテンが呼吸してるように見えることはわたしの主観の一部を表してると思う。どうでもいいことをどうでもよく思えないこと。これは人間関係でも。仲良くなって間もない人と、例えば京都に旅行に行きたいと思ったとしたら、お揃いのちょっといい食器を買いたい、修学旅行の記憶を蘇らせてわたしが知らないきみの思い出話を聞きたい、着物があまり似合わないわたしを褒めてくれるかもしれない、きみが生八つ橋を八つ橋と呼ぶかもしれない、そんなことまで考えてしまいます。我ながら結構気持ち悪い。でもこんな想像が確かにわたしの未来を彩っています。

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一方で想像力がわたしを困らせるのは、心が瘦せてるとき。わたしの想像力はポジティブにもネガティブにも強く働きます。自分を傷つけることも、心を漠然とした不安でいっぱいにすることもよくある。生きれば生きる程未来が減っていくことをうまく消化できない。数年前の自分が今の自分に出会ったらがっかりするだろうか。数年後の自分は今のわたしがしている期待をどれくらい裏切ってしまっているだろう。こんなこと考えたって意味がないということは分かっていますが、どうでもいいことに喜べる反面、どうでもいいことに傷つきます。もやしより傷みやすい。

 

とは言え、わたしは常温で20年も生きてきた。客観的な意見は置いといて、わたしはわたしの人生を愛していると言えます。好きな人や好きだった人に出会って、猫を愛して、おいしいご飯を食べました。わたしはまだまだやれる。わたしが書いた言葉がきみの内側まで届いていたらいいなと思いながらラインを打って、記事を打って、ペンを走らせる。想像力さえあればわたしは海に星を、食卓に森を見つけられる。羨ましかろう。想像力でわたしが宇宙まで飛ぶところでも見ていてください。見ていてほしいな。

 

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